体験談4

息子を出産するときの話です。
お腹の中にいるのが男の子と判明してから、孫フィーバーがさく裂していた姑。
「その時(出産時)になったら、傍で励ましてあげるからね!!」
など、頼んでもいないのに立ち会う気満々でした。
私はというと、立ち合い出産は個人的にやりたくなかったので夫にすら「生まれたら連絡するね」というドライっぷり。
当然、実母にも生まれてから連絡する気でした。
そのため産院にも、身内には生まれてから連絡するので分娩室に入っても夫や親族には連絡不要です。と事前に申告しておきました。

ところがいざ陣痛が始まり産院へ入院し、部屋で陣痛の波に耐えていると部屋に誰か来たのです。
「こんにちは~!いよいよだね~!」と、なぜかそこにいる義母。
うっかり夫が口を滑らせたようです。
「どう?辛い?辛いよね?腰さすろうか?」と、怒涛の労わり攻撃が始まりました。
「大丈夫です、まだそんなに痛くないです。」とやせ我慢をするも、機械に繋がれているので痛さが数値でバレます。
「我慢しちゃダメよ、数字が増えてるよ」と案の定突っ込まれました。

しばらく義母と陣痛に耐えているとタイミングよく(?)破水する感覚があったので、
「すいません、ちょっとナースコール押してショーツ交換してもらいたいので席を外してもらえませんか」
と渾身のお願いをして、なんとか助産師さんと2人の状況を作りました。
部屋に来てくれた助産師さんは、義母を廊下に出してショーツを交換してくれながら、
「もしかして、お義母さん勝手に来ちゃった?」と小声で聞いてくれました。
夫が口を滑らせた可能性と、なんとか義母を帰らせたい旨を助産師さんに伝えると、
「任せてください。」
と頼もしい一言。どう丸め込んでくれたのかは定かではありませんが義母は帰っていきました。
帰る前にナースルームの前で「どうか、どうか娘をよろしくお願いします。」と感極まって泣いていたそうです。

結局、私が入院して出産している間、夫のスマホには30分おきに「どうですか?」と連絡が入っていたらしいです。
「帰らされちゃって悲しいし、寂しいな。」とも言っていたそうで、呆れました。
生まれた息子のことは可愛がってくれますが、未だに思い出すとイライラする出来事でした。